「気密」って、耳にしたことはありますか?
断熱と比べると、あまり注目されないことも多いのですが、実は快適さにも、光熱費にも、家の寿命にも関わるとても大切な性能です。
今日は、三矢建築が大切にしている「気密」について、少しだけお話させてください。

気密とは?
家づくりにおける「気密」とは、住宅のすき間の少なさのこと。
このすき間の量を示す指標が「C値(相当隙間面積)」です。
- C値が小さいほど、すき間が少ない=気密性が高い
- 一般的な目安としては、1.0以下で高気密とされています
すき間が多いと、せっかくの断熱性能も台無しに。
外からの空気が入り放題、中の空気は逃げ放題…
結果、冷暖房が効きづらい・光熱費がかさむ・壁の中に結露が生じやすいということにもなりかねません。
▼わかりやすく図解したページはこちら

なぜ、三矢建築は「気密測定」にこだわるのか?
気密の良し悪しは、見た目ではわかりません。
大切なのは、「実際に建てた家がどれくらいの気密性能を持っているか」。
そのため三矢建築では、第三者機関による気密測定を全棟で実施し、毎回、きちんと「数値」で確認しています。
実際の測定の様子は、ちょっとした実験のようでおもしろいんですよ◎

見えないところこそ、丁寧に
気密を高めるためには、丁寧な施工が欠かせません。
例えば…
- コンセントや配管まわりの処理
- サッシや断熱材の取り合い部
- 天井・床・壁が交わる部分のすき間処理 など
これら一つ一つを、図面に見えないところまで意識して施工していく。
地味ですが、これが三矢建築の“あたりまえ”の仕事です。

性能は“暮らしの質”につながっていく
気密性の高さは、住み始めてから実感することが多いです。
- 「冬暖かかった」
- 「夏涼しかった」
- 「外の音が気にならなくなった」
…そんなお声も、これまでのお施主様から多くいただいています。

数値で見える、安心と快適
住宅性能は、家づくりの“裏側”のような存在かもしれません。
でもその性能は、毎日の心地よさや安心感に、確かにつながっていきます。
三矢建築ではこれからも、目には見えない部分こそ丁寧に、
“暮らしの質”を支える家づくりを続けていきます。
見学会でも、ぜひ体感してみてください
実際の住まいの心地よさは、9月に開催予定の見学会でぜひ体感していただけたらと思います。
その際はまたご案内いたしますのでお楽しみにお待ちください(#^^#)