花高の家

photo © Fujinari Miyazaki

和モダンをテーマに設計した平屋の住まい。
軒を深く出した落ち着きのある外観に、左官職人によるライトグレーの塗り壁と、青森県産のヒバ材を採用し、上品で温かみのある佇まいに仕上げました。

玄関を入ると、観葉植物がお好きなお施主様のために、そのお手入れスペースとして、玄関からリビングまで続く土間スペースを設けました。

リビングの天井は、切妻屋根を活かした勾配天井にすることで、開放感を演出。

フローリングにはオーク材、壁材には栗材を採用し、木のあたたかみが感じられる統一感のある空間としました。
栗材で仕上げた「箱」が収納や空間を仕切る役割だけでなく、インテリアのアクセントにもなっています。

大きな窓からは緑豊かな庭の樹々を眺めることができます。
住宅街の中でありながらも、自然とつながる穏やかな時間を愉しめる住まいとなりました。

建築データ
●建築面積:28.18坪 ●延床面積:26.61坪 ●UA値:​0.39W/㎡・K(断熱等級6・HEAT20 G2グレード) ●C値:0.1㎠/㎡ ●耐震等級3(許容応力度計算) ●長期優良住宅